無料-
出会い-
花-
キャッシング
表現よみ総合法教育研究会
HOME / ■表現よみはなぜ必要か ■なぜ「表現よみ」なのか ■表教研関係の著作物 ■リンク集
なぜ「表現読み」なのか?
「なぜ『表現読み』なのですか?」「『表現読み』と『音読・朗読』の違いは?」−こんな質問をよく受けます。
「表現読み」とは、大久保忠利氏が定義して使い始めた用語ですが、読み取ったことを音声表現し、内容の理解をより深めていくという意味では「表現読み」も「朗読」も同じだと言ってよいと思います。
では、なぜ「表現読み」という用語を使っているのか―。
それは、教室で子どもたちに提示する時に教師の意図が伝わりやすい、何をするのか子どもたち自身がつかみやすいことばだからです。
「音読」は声を出して読むことですから、「○○の場面を音読しましょう」と言うと、子どもたちはいっせいに声を出して読み始めます。しかし<表現して読む>という意識を喚起するには少々、漠然とした言い方です。
「○○の場面を朗読してみましょう」という言い方も、(内容を音声表現して読むのですよ)という意図で働きかけているのに、子どもたちの耳には、やや抽象的なニュアンスで響きがちです。
ところが、「○○の場面を表現読みしてみましょう」と投げかけると、どの子も「表現して読む」という学習目標をはっきりつかみやすいので、読みの構えがぐんと能動的になるのです。
さらっとうわべをなでるような読みではなく、書かれていることばの内側に秘められているさまざまなことを豊かに表象化・情感化をして読み取り、また、読みの意識、構えをつくるうえで、この「表現読み」という用語はきわめて適切かつ有効なことばだと思うのです。
私たちは、このような考え方で「表現読み」の指導を実践・研究してきました。
ですから、音読や朗読の指導に興味・関心のある方、授業の中に音読・朗読を効果的に取り入れたいとお考えの方々にも、このホームページはお役に立つのではないかと思います。
|
HOME / ■表現よみはなぜ必要か ■なぜ「表現よみ」なのか ■表教研関係の著作物 ■リンク集 ■掲示板
[PR]動画