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表現よみ総合法教育研究会
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言葉の力
@理論的なことばの力(理論言語)・・・学校教育では、主に説明文の指導でつけます。
A文学的なことばの力(文学言語)・・・主に、物語文の指導でつけます。
B両者を含む日常的なことばの力(日常言語)に分けられます。
子どもたちや大人が、普段、使う、日常的なことばの力は、上記の理論言語と文学言語の力を向上させることによって養われます。(これは、『表現よみ』の提唱者・大久保忠利氏の論から学びました。)
それでは、『表現よみの指導』は、どの力を養うのかということですが、おもに文学的なことばの力(文学言語の力)を高めることを目標にしています。そのことを通して、日常的なことばの力をつけることを考えています。
昨今、大人の間でも朗読(表現よみ)が大切にされ、朗読をする人・聞く人が増加しています。
このことには、朗読(表現よみ)が、「楽しいから」「言葉の面白さを体で感じられるから」「ことばの力を養えるから」などのさまざまな理由があります。
子どもはどうかというと、表現よみを指導してみると、大人と同じように「楽しい」「面白い」「ことばには深い意味がある」などを感じたり発見したりして表現よみに夢中になります。
このことは、楽しく・面白い中でことばの学習ができ、ことばの力が付き、授業のカリキュラムが組めるヒントを我々に与えてくれています。
そして、これらのことは、概念・概念的思考の学習に繋がります。
この心理を知り、言語力を高めようと、表現よみ総合法教育研究会(表教研)は理論の研究と実践の検討をおよそ30年積み重ねてきました。
言葉の力を高める事が、人間の全面的な発達の基礎になると考えてからでした。
それにしても最近の子どもたちは、言葉の力が落ちていないでしょうか。
言葉の力の低下は、子供の荒れとしても出ています。
ですから、「ことばの教育が大切だ」ということが良く聞かれます。
言葉と思い・考えなど(意識)は深く関連している(直結している)事を日常生活の中で、人々が感じているからです。
この関係をもう少し深く見てみます。
人間は、思い・考える時、言葉を使っています。
ですから、その思い・考えを豊かにするには、言葉の力が必要なのです。
人間の行動はどうかというと、思ったこと・考えたことに基づいています。
ですから、思い・考える時に必要なことばの力を高める事が大切なのです。
ことばを豊かにすることが、子どもをかしこくすることにつながるという考えで、実践・研究してきました。
そのことが、実践報告の中で見えるかどうか。
ご批判・ご検討ください。
(表現よみ総合法教育研究会代表/田村 利樹)
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